午後のモンテッソーリ活動
モンテッソーリ教育とは、子どもが本来持っている自ら
成長する力を大切にし、援助する教育です。
光の子ではモンテッソーリ活動のことを
『おしごと』と呼んでいます。おしごとは週に2回。
この時期年長さんは、お昼寝がなくなった事と
小学生間近ということでお仕事の回数が増えています。
今回はそんなおしごとについてお伝えします♪
目次
-数(すう)教育-
日常生活の練習や感覚のおしごとの中に概念や秩序性が
間接目的として含まれていることが多く
むらさきさんになると集大成として”数”のおしごとに
興味を深めていきます。
具体性が培われると具体性から抽象化する過程の中で
紙の計算へと移行していきます。
先生から言われた数の分、ビーズをおぼんに乗せて、
もう一人の先生からカードを貰ってカードのマジックをや
ります。カードのマジックとは、
数字と量を合わせる時に実際位ごとに0がつきますが
違う位の数字を書くときは0がつきません。
それを視覚的に0が隠れる方法で実践するのが
カードのマジックになります。
そして再度自分で声を出して確認するというおしごとです。
子ども達にとって、千の位まである数字は慣れた数では
ないと思います。
子ども「2千~4…十?」と
意外にも百の位でつまづく子が多くて苦戦していましたが
先生方にアドバイスを貰って頑張っていました。
-言語教育-
四年間色々なおしごとの中で言葉の語彙や品詞の使い方を学び取ってきた
年長さんは集大成としてお話作りに挑戦します。
それぞれの家庭の歴史を保護者の方々からひも解いて行きながら
家族の絆や命のつながりを感じ自分なりに想像してお話を作ります。
その中には聞いたことのない職業や地名など新たに発見することも多く
言語教育の深まりをこの時期、感じる活動となっています。
↑お話制作中♪
↑上の男の子は生命の歴史のプリントをやっています。
国立科学博物館で使う資料を制作中です☆
お話作りということで大人でも難しいおしごとですが
ほとんどの子が鉛筆を止まることなくスラスラと
書けていてびっくりしました!
モンテッソーリ光の子 担当:中田