千葉市科学館へ行ってきました!

2021年5月20日

紫陽花が少しずつ大きくなり始め、カタツムリがゆっくりと

木の枝を進んでいるのを見かけた今日この頃。

5月も中旬を過ぎ、記録的な早さで梅雨が近づいていると

報道されているように梅雨はもうすぐそこに感じますね。

 

さて、本日の記事は11日に行われた

千葉市科学館へお出かけしてきた内容です。

 

 

5月11日、少し曇り空の朝。

子ども達は千葉市科学館へ向かうため、

ウッドデッキに並んで出発準備!

園長先生も準備が終わり出発の時間。

丁度登園してきた子ども達や保護者の方に

元気よく「いってきま~す!」と挨拶しながら

園バスへ乗り込みます。

車に揺られること約40分、千葉中央駅近くにある

千葉市科学館へ無事到着。

バスを降りて、スタッフさんに誘導されながら館内へ。

エレベーター内の壁や天井には

天体に関するものが表示されていて、

利用するたびにワクワクしちゃいます(笑)

7階から10階まではエスカレーターで。

各階にいらっしゃるスタッフさんに

「こんにちは!」と挨拶しながら

いつも昼食を取る広場まで移動。

 

到着した後はスタッフさんから案内や注意事項を聞き

荷物をロッカーに預け、記念撮影をパシャリ!

最初のブースは「地球環境時計」。

この時計の針が12時のところに近づいていくたびに

人類に危険が迫るという指針を示したものですが、

毎年ちゃんと変わっているんだろうか?と思い

昨年の写真と見比べてみると…

↑2021年度

↓2020年度

北米では1年で約2~3分進み、アジア・日本は約5分、

東欧ではなんと15分も時計の針が動いている…!!

「北米も1年で2~3分で抑えていて、頑張っているんだなぁ」と

よくよく見て見たら、北欧は既に10時台、他は

おおよそ9時台であることから、北欧はまだまだ大変な状況。

環境問題はしっかりと考えていかなければいけないなと再確認。

 

次に向かうは天体ブース。

ボタンを押すと映像が流れ、映像とリンクして

中央の天体が動いて「月の満ち欠け」や「季節ごとの太陽の位置」を

わかりやすく解説してくれます(*´ω`*)

ただ、動画とリンクしていることで動画を見ていいのか

テーブルを見ていいのか、毎年悩んでしまいます(笑)

 

さて、続いてはクイズブース。

昔の地球は大地がくっついていて、それが長い年月を経て

現在のどの大陸になっていったかを当てるのですが

ミスを2~3回すると最初からやり直しになり、

大体2回目で全問正解するのですが、今年のむらさきさんは

1回で全部正解できていて先生方もびっくりでした!

 

続いては化石ブース。

様々な動物や魚、昆虫の化石を見たり触ったり。

そして横にある機械の上に置くと、その化石になった

生物の情報が表示されるハイテク仕様。

子ども達も化石に触ったり、機械に乗っけてみたりと

ワイワイ楽しそう(・ω・)

 

続いては気象ブース。

毎年見ているだけで何故か目を奪われる「竜巻発生装置」。

日本で起こる竜巻は、強風などで地上で回転する風が起きた際に

上昇気流が重なると上へ上へと伸びる竜巻へと変わりますが

それを目の前で簡易的に起こしたものを見ることができるので

ぜひ一度ご覧いただければと思います(>ω<)

 

竜巻について学んだあとは、周りにある色々な展示物を

子ども達が自由に見て回ります。

化石を見たり顕微鏡で剥製を見てみたり、

昆虫がどこにいるか探してみたりとあっちへいったり

こっちへいったりと大盛り上がり。

 

少しの間自由行動した後、全員集合して身近にある宝石や

鉱石がどんなものに使われているのかをパネルを見ながら紹介。

ルビーは時計の部品や赤いレーザー光線に使われたり、

石英は光ファイバー(ネット回線)に使われている等

「様々なものに宝石や鉱石が使われているんだよ」と

学んだところで、そろそろプラネタリウムのお時間に。

トイレを済ませ、スタッフさんから説明を受けたあと

プラネタリウム内へ移動します。

コロナ対策の為に歩行場所を仕切るための青い線が

床に貼られていたのですが

まさかの線上歩行(モンテさん)をするとは( ゚д゚)!!

大人から見たら区切り線にしか見えないものを

モンテ活動のひとつに変えちゃう発想が素晴らしい。

 

そしてプラネタリウム内。

個別で写真を撮りたかったのですが、途中で上映時間の為

撮影は残念ながら中断(´・ω・`)

いろんな星座を見たり、解説のやじるし君で盛り上がったり

楽しい時間を過ごした後、記念撮影へ。

プラネタリウムが終わった後はお昼の時間。

今年はコロナ対策の為、例年は設置されていた

テーブルと椅子が撤去され、青い線ごとに窓の方へ向いて

レジャーシートで座って食べるという形に。

手をアルコールやタオルできちんと拭いてから

おいしいお弁当をいただきます!

あまりワイワイできない中ではありましたが、子ども達は

それぞれ楽しそうに食べていました(*´ω`*)

 

お昼が終わった後は音のブースへ。

周波数の高さによって筒状の中の砂がどのように動くか、

鉄板の上の砂はどういう形になるかがわかるブース。

「音は波状のもの」ということを目視で確認できる

面白さがあります。【音波】とはよく言ったものですね。

 

続いてはフェナキスコープのブース。

静止画に対し、縦に細いスリットが入った円盤を回すことで

隙間から見える静止画が、映画のように動いて見えることから

ゾートロープ、ギリシア語で「生命の輪、生きている輪」と

呼ばれているそうです(`・ω・´)

 

その後も色々なブースを回っていると、制作体験コーナーの

時間とのことで全員揃って化学実験室へ移動。

部屋に入った後は各テーブルに分かれて着席。

まずはスタッフさんによる説明から。

本日の実験は「磁石」。

N極とS極同士はくっつくけれど、同じ極同士は

反発しあってはじかれるという性質を生かした

動物がぴょんぴょん跳ねる工作を作ります。

磁石を張り付けた台紙の上に、同じく磁石を張り付けた

動物が描かれた紙を動かすことでくっつく⇒はじくを

繰り返してぴょんぴょん跳ねるように見える工作を、

説明を受けながら紙を折ったり、板状の磁石を

奇麗に張り付けたりと楽しみながらも工夫しつつ

全員楽しそうに作っていました。

 

工作が終わった後はそろそろ園へ戻る時間。

荷物を取り、お世話になったスタッフの皆様に

きちんと挨拶をしながら園へ向けて帰路につきました。

今年の科学館もコロナ対策のために団体がおらず

ほぼ貸し切り状態で自由に見て回ることができましたが、

やはり館内に人気がないのは寂しく感じてしまいますね。

早く落ち着いてくれることを願いつつ、今年も無事

科学館で色々学ぶことができたことに感謝です。

 

モンテッソーリ光の子  担当:高橋