2021年度も、モンテッソーリの時間は元気に行われています!(モンテ通信)

2021年6月15日

2021年度が始まってからもうすぐ3か月。そろそろ梅雨も本番といったところでしょうか。

例年週2回行われているモンテッソーリ教育活動。

今年度も変わらず、みんな元気にお仕事しています。

中でも…

 

今年度から新しくモンテ棟が出来、

そこで行うモンテッソーリ教育活動の時間がみんな大好きなのです!

今まで行ってきたお部屋にはないお仕事もあり、

『今日は何のお仕事をしようかな~』

というワクワクが、こちらにも伝わってきます!

 

さて、今年度第1号のブログでは、その中から

*点滅(日常生活の練習の分野)

*味覚びん(感覚の分野)

のお仕事の紹介をご紹介します。

 

 

*点滅のお仕事は、簡単に言うと、ろうそくを点けて消すお仕事です。

火を点ける時には、マッチを使い、消すときには火消し棒を使います。

大人でも最近マッチを使う機会が減ってきたのではないでしょうか?

更に、きっと家では止められてしまうような火を扱うということ。

これは、子どもがやりたい!!と思うはずですよね。

火を扱うということは、危険も伴っているので、集中力が必要です。

また、マッチを擦る際は指先の微細運動にもなります。

でも、火を使うからにはやっぱりお約束も大事。

火を点けるときは上から下へ。

火が点いたら横向きに持つ。

マッチろうそくの先は触らない。

火を点けたらまずはお祈り。

字が読める子はこの「いちにちのいのり」や「かんしゃのいのり」等の本を読み、

読めない子は、自分なりのお祈りをします。

お祈りが終わったら、火消し棒で火を消し、お仕事はおしまいです。

3歳児さんがこの間、

「てんのかみさま、きょうはいいてんき。げんきにすごせますように」

と、お祈りしていました。

一生懸命に目をギュッとつむって、小さな声でお祈りしている姿は、本当にかわいく愛おしい光景でした。

マッチに慣れるまでは保育士が手を持ちながら一緒にやりますが、

5歳児さんの中には、1人ですべての工程を行える子もいます。

このお仕事は大人気で、モンテッソーリ教育活動の時間の時には毎回、常に次の子が順番待ちをしています!

 

 

*味覚びんは、その名の通り、味を知るお仕事。

黒と白の瓶には、それぞれ4種類の味の水が入っています。

味は、以下の基本の4つの味。

苦い甘いしょっぱい酸っぱい

白い瓶の味と黒い瓶の味で、同じ味(対の味)を見つけていきます。

それぞれの味の水をスポイトで手の甲に垂らし、舐め、味比べしていきます。

 

このお仕事は、味の識別をしたり、様々な食べ物を味わうことへの興味・関心を広げていくことにも繋がります。

対の味を見付ける毎に、口をゆすぎ、また次の対を探すことで、

味の違いをはっきりさせることができますね。

 

わからないときは、何度も何度も舐めて確かめている姿も見られます。

子どもたちの表情を見てるだけで、

今確かめているのが何の味なのか分かるときもありますよ(^^)

(しかめっ面をしてたり、にこにこしながらもう一度舐めたり…百面相で面白いです!)

 

 

味覚瓶は、お家でも簡単にできるお仕事です。

スポイトがなかったら、何か家にあるもので手の甲に垂らせば良いのです。

お酢・だし汁・砂糖・塩・レモン汁など…お家にある物で、ぜひやってみてください!

 

今回紹介したお仕事以外の他にも、子どもたちに大人気の面白お仕事がたくさんありますので、

こちらのブログで順次お伝えしていきますね!

次回もお楽しみに♪