自主遠足へ行ってきました

2022年3月30日

昨日は朝から曇り空で、風も冷たく

春はどこへいったのやらといった

気温でしたが、今日は朝から

太陽が顔を出し、暖かい春らしい

気温を感じます。

 

3月もあと2日。

新年度に向けて、職員一同

精一杯頑張りたいと思います。

 

さて、本日の記事は24日に行われた

むらさきさん最後の行事である

自主遠足について書きたいと思います!

 

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3月24日、自主遠足当日。

朝から少し薄曇りではありましたが、

むらさきさんのテンションは晴天模様。

 

今回向かう先は、東京スカイツリー下にある

「すみだ水族館」と、モンテッソーリ活動で

学んだ生命の歴史を学ぶ、上野動物園傍の

「国立科学博物館」。

荷物を持って、カメラを準備し、さぁ出発!!

 

・・・の前に、少しお手洗いにと

2~3分席を外したら

 

さっきまで居た

むらさきさんがいない

 

「これはまずい・・・っ!!」と

ダッシュでバスへ向かう約一名。

「もう(むらさきさん最後の子が)乗り込んでるぅ~」

あと少しで置いてけぼりになるところでした(汗

 

バスに乗り、人数チェックをした後

見送りにきてくださった保護者の皆様に

「いってきます」のご挨拶。

そしてバスはすみだ水族館に向けて出発!

子ども達も自主遠足を楽しみにしていたようで

バスの中でも大はしゃぎでした(^^;

 

四街道から高速に乗り、しばらく進んでいると

何やら先生が小さく折りたたまれた新聞を

開き始め、なんだろうと目線を送ると

一人の男の子が、新聞に掲載されていた

色んな惑星が写った記事を持ってきてくれたようで

先生がそれを紹介してくれていました(*´∀`)

写真を見ると、惑星って色んな色があるなぁと

改めて宇宙の神秘ってすごいと思わされました。

 

バスは進み、気づけばもう東京圏内。

のんびりとバスの旅を楽しんでいると、

子ども達から「すかいつりー!」と声が。

(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?と見まわしてみると

まぁ、くっきりスカイツリー。

そしてこの時まで気づいてませんでしたが、

出発時はあれほど曇っていた空が

いつの間にか素晴らしい青空に。

昨日の森の日記事の部分でもありましたが、

本当に天気に恵まれるなぁと感動すら覚えます。

 

高速を降り、道を進んでいくと

沢山のビルや建物が並んでいて

さっきまで見えていたスカイツリーが

どこにも見えなくなっていた時に

教頭先生からのお話で

 

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大切なもの、幸せはいつも身近にあるけれど

近すぎて気づかないもの。

目標が近すぎたら見えない時がある。

でもそこに幸せの目標はすぐそばにあることを

スカイツリーを見て思い出してほしい。

 

離れれば離れるほどよく見えるけど

傍にあるのに見えなくなるのが「幸せ」。

山はなぜ登るかではなく、そこに

山があるから登る。

みんなも卒園しても難しいと思うことでも

挑戦してみるといい景色が見えることが

あるんだよ。

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これから小学生になるむらさきさん達へ、

難しいけれど大切なメッセージである

お話を聞きながら

「大人になるほどに深く沁みるお話だなぁ」と

感心しながら窓の外を見ていると

ビルの合間に太い柱が見え、もしやと思い

上を見上げてみると、ようやく

「もうスカイツリーの真下だったんだ」と

気が付いて、教頭先生のお話の意味が

更に身に沁みました(・ω・)

 

感動している間に、バスはスカイツリー下の

駐車場へ到着。

バスを降り、準備を整えていざ水族館!

・・・の前にお手洗いを済ませます(*´ω`*)

全員揃ったところで、エレベーターに乗って

水族館のある5階へ移動。

室内から外に出て上を見上げてみると

でっかーーーーい!!

真下からだと上が全然見えないΣ(・ω・ノ)ノ!

折角なら記念写真を、と思いましたが

普通に撮影しても柱しか見えないので、

先生方のアイディアの元

ローアングルから撮影!難しい!!

デジカメより、先生方のスマホで撮影した

写真の方が綺麗な写り方でした(´・ω・`)

 

今回の自主遠足では、子ども達毎に

「やさしいチーム」

「なかよしチーム」

「にっぽんチーム」

「夜空キラキラチーム」

とチーム分けがされていて、それぞれの

チーム毎にツリー下で記念撮影です。

 

階段を上り、水族館入り口では

全員揃って記念撮影も忘れずに(*´∀`)

記念撮影の後、スタッフの方から説明を

受けている間にふと周りを見ると

・・・干しイカ?※テントです

同行して下さっているカメラマンさんと一緒に

苦笑いしながら、ついつい撮影しちゃいました。

 

説明の後、アルコール消毒をしてから

水族館へ入っていきます。

入館前にスタッフの方から

「撮影はフラッシュ禁止でお願いします」

と説明を受けたので、フラッシュ禁止設定で

中に入っていきます (((( っ・ω・)っ

 

水族館に入ると、最初に見えたのは

熱帯魚(かな?)のコーナー。

小っちゃくてキラキラ光る熱帯魚に

子ども達も「可愛いー!」と言いながら

釘付けの状態。

これは多分ネオンテトラかな?

青く光って綺麗ですよね(*´∀`)

 

熱帯魚コーナーを過ぎて奥のコーナーへ。

もう入る前から嫌~な予感はしていましたが

既に照明は真っ暗な状態。

水槽だけほんのり光っているので、

試しにカメラで撮影してみると

あら真っ暗。

カメラマンさんも撮影を試みながら

「いや~、これは暗くて大変だ(汗」

と、プロでも悩む真っ暗感。

 

撮影した画面を見て

「人影しか見えてないやないかーい!」と

内心ツッコミを入れながら

フラッシュが使えないので、どうしたものかと

考えて試しにスマホで撮影してみると

あらくっきり。

フラッシュが使えない室内は

スマホの方が有効っぽいですね(´・ω・`)

足元の小さい誘導灯に従って進むと

水槽にたくさんのクラゲ。

色んな色でライトアップされたクラゲは

ふよふよゆったり動いていて

のんびり見てると可愛くなってきます(*´∀`)

 

大きな水槽を眺めながら流れに沿って進んでいくと

先程よりは明るく、下の階が見える位置に

来たので下を覗いてみると

ペンギンが泳いでるぅ~!!

ついつい子ども達の後を追うのを忘れ

ペンギンに釘付けになっていた約一名。

気づけばまた置いてけぼりになりかけました(汗

そのうち館内放送で呼ばれそうです。

 

光の子よりお越しの筆者先生。

子ども達がお待ちです。

 

順路を進んで、水槽の中を見て見ると

魚は泳いでおらず、白砂があってその間から

何やらにょきっと何かが出ているのを見つけ

近づいてみると

チンアナゴだ!

このぼ~っとしてるような表情で

じ~っとしてる感じがまた可愛いんですよね!

 

にょきっ

伸びたΣ(・ω・ )!

あ~、これは遠足でなかったら

10分くらいはじ~っと見てられそう(*´∀`)

 

ゆるい坂を下って下の階へ行くと

ペンギンが良く見えるポイントに。

首振ってるせいで一匹ブレてる(*ノωノ)

子ども達も近くで見れるペンギンに釘付けです。

ペンギンコーナーを過ぎると少し広い場所へ。

そちらで各チーム毎に色々分かれて動き始め、

近くにいたむらさきさん達についていくと

上の階にもつながっていた大型水槽が目の前に。

上の階では暗くて見えづらかった水槽も

下の階からゆっくり見て見ると

でっかいエイがいたり、サメがいたりと

「あっちにでかいサメいた!」

「あの魚きれい!」

と楽しんでいるご様子ヾ(*´∀`*)ノ

 

別のチームでは、小さい稚魚が展示されている

ブースをじ~っと見学中。

 

また別のチームでは、クラゲさんを見学中。

 

上の階にもクラゲがいて、下の階でも

クラゲがいて。

きっと館長さんはクラゲ好きですね!(予想

 

ペンギンのいた広場をぐるっと回ると

水槽を下から眺められる素敵な

場所があったり

沢山の種類の金魚が展示してある場が

あったりと、大人も子供も見てるだけで

楽しくなる水族館になっていました。

 

まだまだ見ていきたいところでしたが、

そろそろ次の目的地へ

移動しないといけない時間に。

 

今回伺わせていただた「すみだ水族館」。

とても綺麗で楽しい所でした。

お時間がある時、是非ご家族で

来場してみてはいかがでしょうか。

 

最後はエレベーター傍にあった

顔出しパネルでチーム毎に記念撮影!

逆光が憎い・・・っ!(´・ω・`)

 

 

 

お手洗いを済ませてからバスに乗り込み、

向かうは「国立科学博物館」へ。

 

バスに揺られること20分程。

博物館裏手側にある駐車場に到着し、

荷物を持って、バスを降りて受付へ。

受付を待つ間、近くのお友達と

名札についているストーンの光加減で

盛り上がっていたり

モンテでそれぞれ作った資料を手に

入るのが楽しみだとワクワクしながら

待っている子ども達と一緒に待っていると

受付が終わり、早速入場開始。

「さー、入るぞー」というタイミングで

スタッフの方から

「館内はフラッシュ禁止ですのでご注意ください」

と諸注意が。

 

あれ、さっきどこかで聞いたような(。╹ω╹。)?

 

入場した後、ちょうどお昼時ということもあり

どこでお昼を食べようかと周りを見ると、

 

丁度中庭に当たるところで子ども達が

座れそうなスペースがぽっかりと。

 

周りのお客様達もお弁当を食べたり、

ゆっくり横になったりしていたので

この場を借りて昼食を取ることに。

天気も良くて暖かく、風も適度に吹いて心地よく、

ご家族に作ってもらった美味しいお弁当を食べ、

子ども達にとって最高のお昼ご飯に

なったのではないでしょうか(=´ω`=)

お腹もいっぱいになったところで

ゴミを残さないようにきれいに片づけて

いざ館内へ出発~!

 

 

 

あら真っ暗。Part2

やっぱり室内でフラッシュなしは難しい(´・ω・`)

水族館と同じく、スマホも活用しつつ

撮影再開デス。

1Fにある「地球史ナビゲーター」では、

壁一面のスクリーンに流れるのは

原子の成り立ちから始まり地球が誕生し、

水の中にあった様々な元素から生命が誕生し、

少しずつ分裂、進化を始め多様な生物となり、

水中や陸地で様々な生物が育ち、

絶滅や繁栄を繰り返しながら

現代へと繋がっていく過程が

スライドショー形式で映像が流れ、

反対側のスクリーンには、人類が誕生してから

現代までの発展の過程を描いているという

一度見始めると最後までつい見てしまう

標本・資料と映像でたどる138億年を一望する

時間の旅を体験できるコーナーになっています。

子ども達も映像を見終わった後、展示物である

人工衛星を見ながら、ついに宇宙まで

出るようになった人類の進化の歴史を

学んでいるようでしたφ(・ω・ )

 

続いてはエスカレーターで地下1Fへ。

地下1Fでは「地球環境の変動と生物の進化」

というブースで、こちらでは様々な

恐竜の化石を見ることができました。

チーム毎にそれぞれ撮りたい恐竜の化石と

一緒に記念撮影をパシャリ。

 

写真撮影の後、地下2Fへ移動。

地下2Fのブースは

「地球環境の変動と生物の進化 -誕生と絶滅の不思議-」

という、地下1Fの続きとなるような場で、

恐竜の絶滅後、大発展を遂げた哺乳類の進化や

陸地から海に戻っていった生物の化石、

様々な動植物の化石、有名な三葉虫の

足跡とされるものなどが展示されていて

子ども達もモンテのお仕事で学んだ

生物の化石がどこにあるのか

一生懸命探していました(`・ω・´)

奥には人類の進化の歴史がわかる場があり、

狩猟で出たマンモスの骨を利用した家が

展示してあったり、人類がどのように

世界中に広がっていったか等々、

どのブースも見ているだけで

勉強になることが沢山ありました。

 

最後に回ったのは3Fにある

「大地を駆ける生命」のブース。

地球環境の豊かさの証として

様々な哺乳類や鳥類が力強く生きていた頃の

動物の剥製が展示されていました。

 

現在でも見たことのある様々な動物達。

今、当然のようにある人間という種も、

様々な時代を生きてきた生物や植物の

進化の過程があって、いまここにある命が

出来上がるということがどれほどすごい事なのか、

改めて考えさせられる博物館だと思います。

是非一度ご家族で来場してみてくださいね。

 

流石に上へ下への大移動で、子ども達も

「疲れた~」「喉乾いた~」と

お疲れの様子(^^;

トイレ休憩を済ませ、光の子で待っている皆へ

お土産を買い、大きなクジラの前で

記念撮影をしてバスへ戻りました。

バスへ向かう最中、同行して下さった

カメラマンさんのお兄さんと

「室内撮影って本当に難しいですよねぇ…」

「私も上手く撮れてるか不安ですよ…」

と愚痴りあい(笑)

室内撮影本当に難しすぎっ!!( ゚Д゚)

 

デジカメもスマホと同じくらい

暗闇でもすごく綺麗に撮れる機能を

実装してくれないかな~と

思いながらバスへ乗り込み、

現地で解散のカメラマンさんにお別れを告げて

バスは光の子へ向けて出発しました。

 

バスの中では、まだまだ元気な子もいれば

疲れ切ってぐっすり夢の中な子も(*ノωノ)

 

目立った渋滞もなく、順調にバスは進み

無事光の子へ到着。

長距離を運転して下さった運転手さんに

「ありがとうございました!」と

しっかりお礼が言えるむらさきさん達。

 

えらいっ!!(涙

 

子ども達の成長を感じながら、

むらさきさん達の自主遠足は

無事終了となりました。

 

沢山歩いて疲れただろうけど、

みんな沢山楽しめたかな(=´ω`=)?

 

 

モンテッソーリ光の子  担当:高橋