2021年度もお世話になりました!
も~い~くつね~る~と~
4月かな~?
明日です。
時間の流れは速いもので、
もう3月も終わり、明日から
新年度となる4月が始まります。
皆様、新年度に向けて
色々準備等で大変かと思いますが
体調に気を付けて、新年度も
元気に参りましょう!!
さて、本日の記事は3月最後の
まとめとなる記事になりますヾ(*´∀`*)ノ
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3月28日の夕方。
お遊戯室で行われていたのは、
いつもであれば子ども達と一緒に
行う予定だった(年長児の)保育参観。
12月から数のお仕事を本格的に
取り組んできた年長児たちは、
コロナの影響から登園自粛等、活動を
続けることが難しい環境ではありましたが、
足し算と引き算、また連続数等、
それぞれの進度や興味の違いが
ありますが、3月まで進めてきました。
本来であれば途中2月の時点で
子ども達の進度を実際に見ていただく
保育参観を行う予定でしたが、
今年もコロナの影響で延びに延び、
親子揃っての参観が難しいことから
最終的に保護者の方だけに
足し算と引き算の導入を体験していただき、
子ども達の進度をまとめたファイルを
最後にお渡しさせていただくという
方法を取らせていただきました。
そんな保護者参観の様子を
書いていきたいと思いますφ(・ω・ )かきかき
夕方頃、教頭先生より
「参観の様子を記録してほしい」と言われ、
お遊戯室へ向かうと既に開始直前の様子。
早速ビデオを回してカメラマンスタート!
まずは教頭先生の挨拶から始まり、
保護者のお母様方を子ども達に見立てて
ビーズを使った「足し算」と「引き算」を、
教頭先生の指導のもと、保護者の方に
普段子ども達がどのように学んでいるのか
実際に体験していただきました。
最初に教頭先生から言われた数字を覚えて
数のカードを取りにいきます。
取ってきたカードと同じ数字のビーズ
(1のビーズ、10のビーズ、100のビーズ、
1000のビーズ)を
銀行役の先生からひとつづつ受け取ります。
受け取った数があっているかどうか
きちんと確認している姿は
さすがお母様といった感じでした(*´艸`*)
数のカードを並べ、その数字の下に
各ビーズを並べて置いていきます。
この時、1の位のカード、10の位のカード、
100の位のカード、1000の位のカードを
一つにまとめ、最初は左側に詰めて配置し
1の位の方へカードをスライドさせること
によって、最初言われた数字になるという
カードのマジックを行うと、
保護者の方から「おぉ~」と歓声が。
「本当は0があるのだけれど、
数字で書く時は数字の0が見えていない」
位の違いを子ども達に印象付けるための
カードのマジックとなっています。
マジックの後、皆さんがそれぞれ持ってきた
数の違うビーズを風呂敷に一つにまとめて
混ぜた後、それぞれ位ごとに一つ一つ数を
数えていきます。
繰り上がりが出た時は、その数字のビーズを
銀行(役)へ交換しに行きます。
「1のビーズ10個と、10のビーズ1個を
交換してください!」
数え終わったビーズと同じ数のカードを
持ってきて、これで3人が持ってきたビーズの
合計が出されました。
最初に持ってきた小さいカードを並べ、
学校で習う計算式が完成します。
「それぞれ違う小さい数を一緒にして
大きい数を作ることを足し算といいます。
そして小さいビーズが10集まって、
大きいビーズ1と交換することを
繰り上がりといいます。」
という、繰り上がりの足し算の導入について
体験していただきました。
引き算の導入は、先生方による実践を見て
頂くという形で進み、
教頭先生によるモンテ実践は終了となり
続けて懇談会へと移りました。
モンテッソーリ教育での「数の概念」は
具体的なものから抽象的なものへと
変わっていくものなので、
今回は保護者の皆様へ、基本的な
具体化とはどういうものなのかを
実践という形でご紹介させていただきました。
むらさきさんが小学校へ上がった時、
こうしてモンテ活動を通して
学んだことを活かして、学校生活を
楽しんでほしいと思いますヾ(*´∀`*)ノ
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3月29日。
今日は様々な職業で働く保護者の皆様が
それぞれどんなお仕事をしているか
子ども達に体験してもらうという
「光の子ワーカーズ」の開催日(`・ω・´)
前日に開始時間を聞いて、間に合うように
家を出て、園に到着して「さて準備だ!」
と思ったら
もう始まってるじゃないですかやだー!!
光の子は活動が早い…っ!!
早速カメラを持ってお遊戯室へ。
既に子ども達はそれぞれのチームに分かれて
各職業体験中(=゚ω゚)
まずは「看護師」のお仕事。
患者役の子供の手に傷に見立てた赤い線を書き、
塗り薬とガーゼを貼って包帯を巻いて
治療をするというお仕事を体験。
塗り薬(ワセリンかな?)を塗ってもらった
一人が「冷たくて気持ちいい」と
喜んでいて、とても楽しそうでした(*ノωノ)
他にも実際に使っている聴診器を使って
お互いの心臓の音を聞いてみたり
お腹の音を聞いてみたり、こちらもみんな
楽しそうにやってました(ノω`*)
撮影していると一人の男の子が
「先生の音聴かせて~!」
というので、心臓あたりに聴診器を当てて
「何か聞こえる?」と聞いてみたら
「せんせーの音、何も聞こえなーい。」
どうやら私の鼓動は停止していたようです。
………( 「・ω・)「 ゾンビダゾー
続けて「介護士」のお仕事。
介護士とはどういうものなのか、
実際にお相手している高齢の方は
一体どんな状態の方が多いのかを
様々な道具を使って体験してみようという
コーナーです。
まずは加齢によって誰にでも起きる
「白内障」。それにかかった方が
実際どのような見え方をしているか
お手製のアイシールドで実体験。
子ども達も
「前が黄色すぎてよく見えない~」
「ぼやけてて見えない」
等々、様々な感想が出ていました。
続いて、ヘッドフォンを付けて耳を塞ぎ
「耳が遠くて聞こえづらい」を体験。
普段と同じように話しているのに、すぐ隣の
人の声も聞こえにくいという状況に
子ども達もびっくりな体験でした。
他にも、怪我をして片手しか使えない状況に
なったと仮定した様子になってみたり
その状態で、指先の感覚を惑わすために
軍手を付けた状態で袋を開ける等々、
普段ならできて当然な事が出来ない
大変さを体感できる貴重なお仕事体験でした。
さて、次のお仕事は
「美容師・理容師」のお仕事。
2人ペアになって、お客さん側と
店員側に分かれての体験。
まずはくしで髪の毛を整えたり、
ちょっとくせっ毛の強い部分には
ヘアアイロンを大人の人にかけて
もらったりした後、それぞれ好みの
色のヘアワックスをつけていきます。
ワックスはなるべく均等につけるように
調整しながら、塗った後はドライヤーで
しっかり乾かします。
「どうですかおきゃくさま」
「ばっちりです」
こちらは見ていて面白いな~と思ったのが、
男の子はほぼ全員が髪全体をカラーワックスで
色付けしていたのに対し、
女の子は部分メッシュのように
カラーワックスを付けてみたり
なんとカラーエクステにも挑戦。
ワイルド男子、おしゃれ女子、といった
感じでしょうか(o゚▽゚)o
続いては「裁判所」のお仕事。
こちらはプロジェクターを使い、
裁判所はどういうお仕事をしていて、
裁判=悪い人を裁くとは
どういうものなのかを
わかりやすく説明してくれていました!
画面を見るだけでなく、子ども達自身に
これは良いことか?悪いことか?を
聞きながら、子ども達自身が
約束やルールをきちんと守る大切さを
教えてくださってましたφ(・ω・ )
このお仕事体験の中で学んだことを
小学校に上がって、新しい友達が出来て、
その友達が何か悪い事をしそうになった時、
「それはだめだよ!」と言えるような
優しくて強い子達になってくれたらいいなと
思います。
室内4つの職業体験が終わり、
お世話になった保護者の皆様と一緒に
記念撮影(`・ω・´)
しかし、職業体験はこれで終わりません!
場所はウッドデッキに変わり、今度は
全員揃ってのお仕事体験。
最後のお仕事は「水産」のお仕事。
魚はどんな潮流に乗ってやってくるのか、
船で魚を取る時はどんな方法があるのか、
(海の底まで沈めず、中層あたりで
網を引くのか、底引きで釣るのか 等)
子ども達も真剣に聞いているご様子。
美容師・理容師のお仕事後だからか、
みんなすごい見た目に(^-^;
お話の後、実際に海でとれた
様々な種類の魚を見せていただきました。
アナゴ、ウマヅラ、タイ、ふぐ、その他
大きい魚から小さい魚まで種類は様々。
そんなお話を聞いた後、お仕事は始まります!
周りの発泡スチロールの中には、空っぽのザル。
その中に、それぞれ魚の写真と名前が書かれた
プレートが入っていて、先程紹介していた
実物の魚を「仕分け」していきます。
魚のヒレには鋭いとげがあったりするので、
(とげは安全のために切除済み)
持つときは頭と尾ヒレを下から持つという
お話をしっかり聞いていたむらさきさん達。
「この魚何~?」「どこに入れるの~?」と
右往左往しながら丁寧に運んでいきます。
小さめの魚は両手でひょいっとな(o゚▽゚)o
一人で運んだり、友達と一緒に運んだり
無事仕分けをすることができましたが、
魚はみんな氷水に入っていたので
「手が冷たいー!!」と、手を真っ赤に
しながら頑張っていた様子(;´・ω・)お疲れ様!
仕分けが終わった後は、仕訳けた魚が
何匹いたか、そして重さ(総計)は
どのくらいかの計量体験もさせて
いただきました@w@
「手冷たいよー」 ギュッ
カメラを持つ手の熱を奪われました(笑)
これでお仕事体験も終わりかな?と思ったら、
ダイニングに場所を移して
なんと魚拓を取る準備までしてくださって
いましたヾ(*´∀`*)ノヤッター!!
まずはお父様がやり方を説明。
最初に魚の体についた水気を
しっかりとペーパータオルでふき取ってから
子ども達に魚の目には墨を塗らないように
声をかけながら、子ども達自身で
魚の全身に塗り残しがないように墨を塗って
大きめに切られた半紙を被せ、
強く押し付けすぎないように優しくポンポンと
押さえてあげると
見事な魚拓が完成ヾ(*´∀`*)ノ
3人ずつのチームに分かれ、それぞれ違う
魚を選んで魚拓取りに挑戦です。
そしてここでサプライズが。
なんと子ども達一人一人に、海苔を
用意して下さっていたお父様。
その海苔をオーブントースターに入れて、
焼き海苔を作るというお仕事も
させていただきました(≧∇≦)
「焼きすぎると苦みが強くなるので、
トースターに入れて5つ数えるくらいで
黒い海苔が緑っぽく変わるよ」
とのアドバイスから、子ども達も早速挑戦。
1… 2… 3… 4… 5!!
入れる前まで真っ黒だった海苔が
鮮やかな緑色にΣ(・ω・ノ)ノ!
そしてダイニングに広がる美味しそうな
磯の香…ぐぅ(お腹の音
魚拓を取るまで少し時間があるので、
待っている子ども達は先行して
焼き海苔に挑戦していました。
あぁ…海苔の美味しそうな香り…
先生も海苔食べたかったなぁ~と
思っていたら、ワーカーズ終了後
小さく切った海苔を食べさせにきて
くれました。
なんて優しい子達なんでしょう(´;ω;`)
魚拓の順番が回ってきた子達も、
綺麗に魚拓を取るために墨塗りに
一生懸命(`・ω・´)
全員が見事綺麗な魚拓が取れたところで、
子ども達の職業体験「光の子ワーカーズ」は
無事終了となりました。
子ども達は将来、ここで体験したお仕事に就くのか、
はたまた別のお仕事に就くのか、
子ども達の可能性は無限大。この先の経験を
活かしながら成長していってほしいと
心から思います。
お忙しい中、子ども達の為に色々と準備を
して下さった保護者の皆様、この場を借りて
厚く御礼申し上げます。
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3月31日、本日!
むらさきさんのお母様が、子どもと一緒に
自宅で作りましたと持ってきてくださった
こちらの大きくて不思議な物体。
先生がみんなの前で
「これな~んだ!?」と聞くと
「ボール!」
「ふうせん!」
「ハート!」
「もも!」
子ども達の感性って面白い(*ノωノ)
この大きなハート型のものは、
「ピニャータ」というメキシコで
お祝い事によく使われる、中にお菓子や
キャンディ等が入っていて
子ども達にも人気のものだそうで、
日本でいうところのくす玉と、
皆で叩いて笑ったり騒いだりと楽しむ
スイカ割りが合体したようなものだそうです。
本日がむらさきさん最後の登園日。
新たな門出をお祝いするということで、
ウッドデッキに集まって
皆でピニャータ割りを行いました。
最初はルーチェ組さん達の番。
むらさきさんに手伝ってもらいながら、
棒を使って叩きます。
ところが、ピニャータは割れません。
続いてアクア組さん達の出番。
むらさきさんの力も借りて、力いっぱい
叩きます。
それでも、ピニャータは割れません。
お次はピンクさん、きいろさん達の出番!
力強く叩きますが、
まだまだ、ピニャータは割れません。
そして最後に控えるはむらさきさん!
まだまだまだまだ、ピニャータは割れません。
だいぶ凹みが出来始め、あと1周分くらい叩けば
割れるんじゃないかなといったところ。
というわけで、ルーチェさん達から
再度叩き始めます。
今度はむらさきさんの力を借りず、
自分の力で叩く未満ちゃん達。可愛い。
ピンクさん、きいろさん、むらさきさんも
負けじと力いっぱい叩いていって
やっと、ピニャータが割れました。
中から大量のお菓子が出てくるのを見て
子ども達もワーッと近づいて
「一人一個だよ!一個だよ!!」と
先生に指摘されてたり(笑
お菓子を目の前にしたら、それは
みんな飛びつきますよねぇ☆(≧∀≦*)
それぞれお菓子を拾った後、並んで座って
美味しそうに食べる子ども達。
みんな笑顔で「美味しい~♪」といいながら
周りの友達と一緒に楽しんでいると
「まだお菓子が余ってます!!」
はい、子ども達の目の色が変わりました( ´艸`)
「お菓子が欲しい人は~ 大きな声で~
ピニャータ パーティー!」と声を出そう!の
先生の掛け声と一緒に
「ピニャータ~ パーティー!!」
掛け声と同時に、先生がお菓子を撒くと
子ども達もキャーキャー声をあげながら
お菓子を拾って大喜び。
貰ったお菓子はその場で食べず、
みんな鞄にしまってお持ち帰りすることに
なりました(ノω`*)
こうしてピニャータパーティーは無事終了。
子ども達もお菓子を食べられたことで
ニコニコ笑顔で解散となりました。
作成するのも大変だったでしょうに、
子ども達の為にこんな素晴らしいものを
用意してくださったお母様と
そのお手伝いをしたむらさきさんの子に
改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
モンテッソーリ光の子 担当:高橋