上半期記事まとめ(モンテ実験~千葉市科学博物館)

2020年11月26日

早いもので11月も半ばを過ぎ、気づけばもう12月間近。

光の子では12月頭に予定しているクリスマス祝会に向けて

先生方も子ども達も、朝早くから練習に励んでおります。

 

キャンプがコロナの影響でずれてしまった為、

あまり十分とはいえない練習期間となってしまいましたが

子ども達は既に自分の役を覚えていたり、

大人でも苦労しそうな長いセリフ、歌や踊り等も覚え、

子ども達の吸収力ってすごいな~と驚かされる毎日です。

 

そんな子ども達の様子をご紹介・・・の前に!!

紹介が遅くなってしまった行事について

記事を書きたいと思います。

 

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― モンテ実験 -

6月、新園舎に移る少し前。

毎年「平和を担う人材を育む」という大きな目的の中に

「文化」という分野があり、その分野の中にある

「生命の歴史」に向かうための、地球誕生の始まりとなる

地球の誕生実験を行いました。

 

宇宙はどういうところなのか、どういうものなのかを

体感しながら、原始の地球から今の大きさになるまで、

月ができるまで、春夏秋冬の四季ができるまで、

宇宙の中の一つの星としての地球に、私たちの生命が

あるということを実験を通して学びます。

講師はもちろん教頭先生。

暖められた水が空へ登り、空中で冷やされて雲となり雨となる過程や

宇宙の塵に見立てたロウを、宇宙に見立てたパレットの中へ

溶かし入れ、一つの大きな塊へ変化していく様子などを

実験を通して学びます。

私たちの身の回りにある、目には見えない

「空気(酸素)」の実験も。

大きなビン、小さなビン、その中にろうそくに

火をつけて立たせて、空気があるからこそ火は燃えて、

酸素を使いきると火は消えていくという

小学校で習った燃焼実験に近い体験をすることが出来ました。

子ども達も楽しそうに反応していましたが、

むしろ子ども達より保護者の皆様の方が「おぉ~~!!」と驚いている様子(^^

子ども達が大きくなり、小学校で同じような実験をしたときに

親子で「あなた、小さい頃光の子で同じような実験やってたんだよ」と

家族の思い出作りにもなるような実験の場が出来たのではと思います。

 

 

― 千葉市科学館 ―

 

6月下旬、昨今の影響から団体見学を中止していた千葉市科学館へ、

団体見学復帰第一号として見学に行くことが出来ました(*´▽`*)ヤッタネ!!

今年は予約制ということで周りに誰もおらず、ほぼ貸し切り状態に(汗

普段より多くのスタッフさん達に出迎えられ、館内での説明を

聞いた後、地球環境時計の前にて記念撮影。

「この針が12時を指す時、人類はとても危ない状況になるんだよ」と

時計の針が進まないよう、日ごろから自然を大切にすること等、

環境の大切さを教頭先生から教わります。

 

次のブースは、動画と模型で学ぶ天体コーナー。

太陽を中心に、地球の動き、月の動き、月の見え方、

季節(四季)に変わる太陽の高さ等、

ナレーション付きの動画と連動して動く模型を見ながら

太陽と地球、月の関係を学びました。

 

天体ブースが終わった後は、プラネタリウム鑑賞へ。

千葉市郷土博物館で使用されていた二代目プラネタリウム装置を背景に

クラス毎の記念撮影を忘れずにパシャリ。

そしていざ入場!!

なんということでしょう。200席もある大型プラネタリウムが

むらさきさんの貸し切り状態ではありませんか (・ω・ノ)ノ  ビックリ!!

他の方がいなくても、騒いだりはしゃいだりせずに、静かに席へ座る

むらさきさん、流石ですね!

 

ドームに写される約1000万もの星空を眺めながら、

様々な星座の説明をして下さるスタッフさん。

上映後、会場を後にする子ども達の顔を見ると

やけに眠たそうな顔な子がちらほらと。

 

薄暗い部屋、心地よい空調、優しい声のアナウンス、リクライニングシート。

はい、これは大人でもウトウトしちゃうかもです。します。(遠い目

プラネタリウムの後は、美味しい美味しいお昼の時間。

ご家族の愛情たっぷりなお弁当を食べた後は、しっかりとお片付け。

フェイスシールドをつけ、次のブースへ。

昼食スペースと同じ10階にある「ジオタウン」。

「地球環境を知る」というわたしたちをとりまく身近な環境から、

地球、自然、宇宙を学べるフロアになっていて、

竜巻発生装置など、大人も子どもも楽しめます(・ω・)ノ

 

 

9階へ行く前に、先に8階「ワンダータウン」へ。

視覚・音・光・数などの不思議を科学的に楽しく探究するフロアで、

アニメーションのように動いて見える「ゾートロープ」や

砂に描かれる「音の波紋」、離れた場所へ声(音)を届ける

「パラボナ音声伝達」等、こちらも子ども達に大人気(*´▽`*)

 

最後は9階にある「テクノタウン」ブース。

科学の原理をわかりやすく解説していく、科学と技術を

テーマにしたフロアで、「滑車の原理」や「車の構造」等、

こちらも大人気なブースで、もっと体験させてあげたかったのですが

残念ながらそろそろ引き上げる時間に。

一日お世話になったスタッフさんに全員でご挨拶をして、

お留守番をしてくれているきいろさん、ピンクさん、未満ちゃん達へ

お土産を買いに向かいます。

お土産屋の中は密を避ける為に最低限の人数で、とのことで

じゃんけんで代表を決めてお土産購入、園へ降園となりました。

 

千葉市科学館は、大人も子どもも楽しめるようなものばかり。

コロナ禍が過ぎ、また皆様がゆっくりと出かけられる頃に

是非ご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

― フェスティバルご挨拶 ―

 

7月31日、子ども達の「やったら喜んでもらえること」をテーマに、

「困っている人を助けたい」「誰かの役に立ちたい」という

子ども達の思いを、後援会、在園・卒園児の保護者の皆様方に

支えられ、「光の子祭り」と2年に一度の「光の子フェスティバル」を

合体させた「子どもフェスティバル」が開催されました。

 

今年のフェスティバルは大成功のうちに終わり、皆様からのご寄付や

売り上げを計算し、純利益となったものを全て、

熊本の豪雨災害に遭われた方々のために使わせていただきました。

 

フェスティバルが終了した後、募金をさせていただいた

ヒトコト社の村上美香 様よりお礼のお返事と写真が届きましたので

こちらにてご報告させていただきます。

 

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9月28日

こんにちは!
7月豪雨の被災地、人吉市に行ってまいりました。
人吉市の方から「いま一番欲しいものは暖かい寝具」とのことだったので
毛布20 セットを購入して、人吉商工会議所にお届けし、
今日、人吉商工会議所女性部の方に個別のお宅へのお届けを
お願いしました。
被災者の皆様に子どもたちのお話をされたところ
被災者のおじいちゃんおばあちゃん達が
とても愛おしそうにされていたそうです。
子どもたちの暖かい気持ち、届きました。
ありがとうございました。

株式会社 ヒトコト社

村上美香

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また、「人吉商工会議所女性会」の皆様より、お礼のメールが

届いておりましたので、こちらもご紹介させていただきます。

 

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人吉商工会議所女性会

 

私たちは、7月4日に被災した人吉に住んでいます。

そして皆さん一人一人が頑張って寄付をして下さった

貴重なお金で毛布を買い、家を流されたり、思い出の品や

大切なアルバム等、全部流されて避難所にいる人たちや、

とても困っている人たちに配ることが出来ました。

皆さんの優しさに包まれて暖かい気持ちで眠ることができて

嬉しいと言ってくださいます。

賑やかだった商店街は、ホテルや家が壊されて行きます。

そして夜はとても暗くなり、人は住むことが出来ません。

多くを失いましたが、それ以上に優しさを頂きました。

元気と希望を持つこともできました。

とても感謝していることをお伝えしたかったのです。

これから長い時間をかけて、元の町以上に賑やかな

商店街になるように頑張ります。

優しさと暖かい心をくださり感謝致します。

混乱していたので連絡先がわからず、お礼が遅くなってすみません。

人吉から代表してお礼をお伝えいたします。感謝。

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子ども達の「誰かの役に立ちたい、助けたい」という気持ちが

寄付という形となり、被災された方々へと届けられ、

そしてこんなに心温まるお礼までいただき、とても感動しました。

このメッセージを子ども達にも「みんなの気持ちは、

ちゃんと熊本の人たちに届いたよ」と伝えると

子ども達も「よかったね~!!」と大喜び!

 

このような素敵な繋がりを作ることができた

光の子フェスティバル。ご協力いただいた皆様、

本当にありがとうございました!

 

 

モンテッソーリ光の子  担当:高橋