柏餅作り&千葉市科学館

2024年5月17日

急激な寒さからまたも一転、翌日はまた

半袖でも十分すぎるくらいな天候になり、

週間天気予報を見てもこれから次第に

暑さが続いて本格的に夏に向けて

季節が動いているなと感じる今日この頃。

 

暑さが厳しくなる前に、年末の大掃除から

期間が空いたエアコンの掃除を

またしなければと思っております。

 

プロに頼むとエアコンの効きが段違いと

聴いたことがあるので、委託するのも手かと

思うと心が揺れ動きますね(´・ω・`)

 

皆様も適宜エアコン等を使用するなど、

体調に気を付けてお過ごしください。

 

さて、本日の記事は

23日の柏餅作り

24日の千葉市科学館

について書きたいと思います。

 

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23日朝。

この日は朝から柏餅作りをするということで

前日から準備したかまどに火を入れて

蒸し上げるためのお湯を沸かします。

園前のグラウンドには、今年も青々とした

葉をつけた柏の木。

柏餅といったら柏の葉ですよね!

 

前半組の子ども達が集まったところで

早速先生と一緒に柏の葉採取がスタート。

足元に気を付けながらゆっくり脚立に登って

それぞれ一枚ずつ葉っぱを採取。

採った葉っぱは先生に手渡し、

食品にも使えるアルコールでシュシュッとした後

綺麗に洗ってもらいます。

 

ファミリーさんだけでなく、未満児クラスの

アクアさん達も採取に挑戦。

流石に未満児さん達に脚立は危ないので、

先生達がそれぞれ良さげな葉を選んで採取。

柏の葉はどんな香りがしたのかな?(*´ω`*)

 

一方その頃の窯爺(筆者)は

火が消えないように注意しつつ、蒸し器の

余熱も終わって餅待ち中(・ω・)

 

柏の葉を取って終わった後は

一番重要なお餅作りへ!

 

まず最初に生地を作るため上新粉を水で溶き、

ダマにならないようよくかき混ぜて

丁度良い硬さの塊が出来たところで

皆で交代しながら「えい!えい!」と

美味しいお餅になるよう麺棒でぐにぐにと

捏ねていきます。

 

捏ね終わったらその生地を薄すぎず厚すぎずの

丸い形にした後に初回蒸しの為に窯爺のところへ。

 

「おねがいします!」

「はーい、承ったよー」

 

その間に、後半組の子達も柏の葉採取へ。

先生に採ってもらったり、手の届く高さの葉を

選んで採ってみたり、脚立に挑戦して先生と

一緒に採ってみたりとそれぞれ好きな葉を

採ってから園へ戻って生地作りに入ります。

 

前半組のお餅を蒸している間に、

後半組の子ども達も作り終えた生地を持って

窯爺の所へ

「よろしくおねがいします!」

「はーい!楽しみに待っててねー」

「おいしくなーれ!おいしくなーれ!」

子ども達の期待に応えられるよう、しっかりと

火加減と時間を見ながら蒸していきます。

 

前半組の生地が蒸しあがったので、

出来上がったものを運んでもらい

餡を包む前に、まずは蒸した生地を

よ~く捏ねてから平らに伸ばしてから

生地の中心に餡を乗せて

みんなで採った柏の葉を巻き付ければ

柏餅が9割ほど完成!

最後に出来上がった柏餅を、再度蒸し器に

入れて約10分程で

柏餅が完成!

採れたての鮮やかな緑色から、落ち着いた

茶色身がかった色に変わった柏の葉。

しっかり蒸されている目安になっていて

窯爺としても解りやすくて助かりますね(*´ω`*)

 

来年は個人的に事前に葉を採取して

塩漬けしてみようかなと考えながら

子ども達による柏餅作りは終了となりました。

 

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柏餅作り翌日の24日。

この日は千葉市にある科学館へ

むらさきさんと一緒にお出かけの日。

 

当日は朝からあいにくの雨模様でしたが、

見学は室内なので問題ないよね!と

元気いっぱいなむらさきさん。

 

早速園バスに乗り込み、一路科学館を

目指して出発です(/・ω・)/

 

車に揺られること約一時間、

園バスは無事千葉市科学館へ到着。

スタッフの方にご挨拶をしてから、

まずはエレベーターで7階へ上り

そのままエスカレーターで10階へ。

 

荷物をロッカーに閉まった後、まず初めに

教頭による「環境時計」の説明から。

この環境時計が12時になると人類が危ないという

指標となっている時計。

日本は昨年より約3分巻き戻って9時31分。

しかしコロナ禍の時は9時5分を指していたので、

まだまだ環境問題に取り組んでいかないと

いけませんね(;´・ω・)

 

一番増えている所はやはり東欧。

22分近くも進んでおり、どんどん環境が

悪くなっているようで…早く平和になることを

心から願います。

 

教頭のお話が終わった後は

スタッフさんが用意して下さった科学館の幕を

拡げて記念写真です Σp[【◎】]ω・´)カシャリ

 

 

環境時計の後は、自転と公転のモデルコーナー。

太陽の周りを地球が回ることで起こる

季節の移り変わり(太陽との距離)である公転、

地球自身が回ることによって、太陽からの

光が届く昼、届かない夜が起こる自転等、

子ども達のモンテ活動に欠かせない

情報が盛り込まれた楽しいコーナーでした。

 

続けて向かったのは、大陸パズルコーナー。

画面に映し出されているのは、地球誕生の際に

出来た大きな大陸。

その大陸が動いて現在の世界5大陸へと

変化していったのですが、この旧大陸を見て

どのパーツ(大陸)が現在のどの大陸かを当てる

パズルゲームとなっていて、子ども達も

 

「この大陸は現在のアメリカだと思う人!」

「はーい!」「はーい!」「はーい!」

 

と大盛り上がり。当たった時も嬉しそうに

喜んでいて、遊びながら勉強になる良い

ブースだと思います(*´ω`*)

 

と、そんなパズルで盛り上がっていると

そろそろプラネタリウムの時間が。

エスカレーターで7階まで降り、

トイレを済ませてから会場の中へ。

今回のプラネタリウムは貸し切りになっていて、

司会者が操る「やじるし君」に子ども達も

声を出して楽しみながら、あっという間に

終了のお時間に。

会場を出る前に、いつもの投影機前で

集合写真をカシャリ。

外に出たところで、天体望遠鏡の前でも

クラス毎に集まってカシャリとな。

 

プラネタリウムの後は、待ちに待った

お昼の時間! ・・・の前に

大陸パズルの後に見せる予定であった

竜巻発生器での竜巻が出来る様子、その竜巻が

更に大きくなると、パネルのような

大型ハリケーンになり、地球誕生の時には

このパネルのハリケーンとは比べ物にならない

くらいに大きなハリケーンが起こっていたとの

お話を聞いた後、お昼を食べる広場へ移動。

こらこら、スタッフさんにあっかんべーは

だめですよ(*´∀`)

荷物を持って早速いつもの広場へ

 

…と思っていたら

今回はなんと、プラネタリウムの球の上

「スカイマウンテン」での昼食に!

 

ご飯の準備をしている子ども達に

「今いるここは、さっきみんなが見ていた

プラネタリウムの上なんだよ」と言うと

「えー!」「そうなのー!?」

子ども達もビックリしている様子(*´∀`)

宇宙の上(プラネタリウム)で、ご家族が

作って下さった美味しいお弁当に舌鼓。

お腹がいっぱいになったところで、

再度荷物を預けて次のブースへ。

大陸パズルの横にあるブースでは様々な

化石や岩石が展示されていて、今みんなが

立っている地面の下には色々な種類の石や岩、

もしかしたら化石が眠っているかもしれないと

夢のあるお話を聞いた後に8階にある

製作体験コーナーへ向けて移動を開始。

製作体験をする前に、部屋の前にある

音のブースへ。

 

この装置のスイッチを押すと、鉄板の上にある

小さな砂が動き出して模様ができるというもの。

音と言うのは、こういう「波」があって

その「波」が伝わることで、様々な音や声が

相手に伝わっているんだよという

目に見えない音を可視化できる面白コーナーです。

 

そして丁度お時間になったところで

製作体験コーナーへ。

今年の制作物も、昨年と同じく

磁石を使った工作作り(`・ω・´)

磁石のくっつく力(引力)とはじく力(斥力)を

利用した、ぴょんぴょんと動物が飛び跳ねる

おもちゃにみんな盛り上がりを見せていました。

 

工作室を出て、先程の音のブース。

ボタンで音を発生させると、高い音、低い音で

波の形(波長)が変わり、楽しみながら

見て学ぶことが出来ました(*´艸`*)

 

続いては現在のアニメーションの原点である

絵が動いて見える「ゾートロープ」のブース。

円盤を回すと奥に見える絵が動いて見えたり、

ゾートロープの隣にある円盤は

白と黒の線しかないのに回してみると

青や緑など色が見えてしまう不思議体験。

こちらの機械も、止まっているとそれぞれが

ポーズを取った人形があるだけですが、

中の円盤が高速回転して一定間隔のフラッシュが

始まると人形が踊ったり運動したり、まるで

生きているかのように動き始めるのです。

こちらも科学館へ行かれた際は是非ご見学を。

 

 

続いて向かったのは、筆者が本当に苦手な

「傾いた部屋」。

見ているだけで平衡感覚が変な感じになって

車酔いしたような感じになるのですよ(´・ω・`)

 

頑張って子ども達を撮影しようと中に入ると、

スタッフの方から

 

「奥に寝そべって天井を見て10秒数え、

首だけ起こして足元を見てみて下さい」

 

と言われ

早速挑戦する子ども達。

10数えてから首だけを起こすと

 

「きゃー!」「わー!」

 

なんだか楽しそうだけど怖そうな感じに。

先生も一緒になってチャレンジ。

 

1、2、3・・・10!

 

クイッ(首を起こす)

 

「うわぁー!怖い怖い!!」

 

先生方も笑顔だけど怖がっている様子。

一体どんな感覚になるのか、筆者も好奇心の

赴くままに気持ち悪いのを我慢して挑戦。

 

「怖っ!!」

 

どんな感覚になるのか、是非皆様一度

体験してみてくださいね(´∀`*)

 

未知の体験をしている間に、子ども達は既に

移動のために並んでいる様子。

一番最後尾に並ぼうと移動すると

なんだか面白そうな事してる!!( ゚д゚)

 

ずっと手前から手を入れたりして

映すものだと思っていた五角形の鏡。

裏側からのぞき込めるなんて初めて

知りました(^^;

 

お次は9階「テクノタウン」。

常に身近にある家電がどのような進化を

遂げてきたのか、実際の製品が飾られていて

「あれなに~?てれび~?」

「あの箱何?」「あの丸い板ってなに~?」

 

ここに来るたびにジェネレーションギャップを

ものすごく感じますね…これが…時代…!

( =ω=)アレハ レコード。アレハ カセット ダヨ

 

家電コーナーを抜けると、家電や乗り物等を

作るには欠かせない金属紹介コーナー。

地上で金属が採れるのは勿論、実は海底にも

様々な鉱石や金属が眠っているんだよと

教頭からお話を聞いた後、その金属を使った

「機械と技術」のコーナーへ。

 

皆が乗っている車はどういう作り方を

しているのか、どういう仕組みで動いて

いるのかを学べるコーナー。

 

子ども達がそれぞれ気になる所へ移動し、

その写真を撮ろうとしたところで

そろそろ駐車場から車を移動しなければ

いけない時間だと連絡をいただいたので

筆者はそのまま園バスを取りに移動。

 

 

 

バスを科学館入り口前に移動をし、

子ども達が全員バスに乗り込んだのを

確認した後、お世話になったスタッフの

方々にお礼を伝えてから一路光の子に向け

園バス出発です。

 

むらさきさん達にとって、今後のモンテ活動に

必要な情報がぎっしりと詰まった科学館。

楽しみながら学ぶ遠足は、これにて

無事終了となりました。

 

まだ見て回っていない場所も多くあるので、

是非ご家族で足を運んでみて下さいね。

 

 

モンテッソーリ光の子  担当:高橋