千葉市科学館へ行ってきました!
紫陽花が少しずつ大きくなり始め、カタツムリがゆっくりと
木の枝を進んでいるのを見かけた今日この頃。
5月も中旬を過ぎ、記録的な早さで梅雨が近づいていると
報道されているように梅雨はもうすぐそこに感じますね。
さて、本日の記事は11日に行われた
千葉市科学館へお出かけしてきた内容です。
5月11日、少し曇り空の朝。
子ども達は千葉市科学館へ向かうため、
ウッドデッキに並んで出発準備!
園長先生も準備が終わり出発の時間。
丁度登園してきた子ども達や保護者の方に
元気よく「いってきま~す!」と挨拶しながら
園バスへ乗り込みます。
車に揺られること約40分、千葉中央駅近くにある
千葉市科学館へ無事到着。
バスを降りて、スタッフさんに誘導されながら館内へ。
エレベーター内の壁や天井には
天体に関するものが表示されていて、
利用するたびにワクワクしちゃいます(笑)
7階から10階まではエスカレーターで。
各階にいらっしゃるスタッフさんに
「こんにちは!」と挨拶しながら
いつも昼食を取る広場まで移動。
到着した後はスタッフさんから案内や注意事項を聞き
荷物をロッカーに預け、記念撮影をパシャリ!
最初のブースは「地球環境時計」。
この時計の針が12時のところに近づいていくたびに
人類に危険が迫るという指針を示したものですが、
毎年ちゃんと変わっているんだろうか?と思い
昨年の写真と見比べてみると…
↑2021年度
↓2020年度
北米では1年で約2~3分進み、アジア・日本は約5分、
東欧ではなんと15分も時計の針が動いている…!!
「北米も1年で2~3分で抑えていて、頑張っているんだなぁ」と
よくよく見て見たら、北欧は既に10時台、他は
おおよそ9時台であることから、北欧はまだまだ大変な状況。
環境問題はしっかりと考えていかなければいけないなと再確認。
次に向かうは天体ブース。
ボタンを押すと映像が流れ、映像とリンクして
中央の天体が動いて「月の満ち欠け」や「季節ごとの太陽の位置」を
わかりやすく解説してくれます(*´ω`*)
ただ、動画とリンクしていることで動画を見ていいのか
テーブルを見ていいのか、毎年悩んでしまいます(笑)
さて、続いてはクイズブース。
昔の地球は大地がくっついていて、それが長い年月を経て
現在のどの大陸になっていったかを当てるのですが
ミスを2~3回すると最初からやり直しになり、
大体2回目で全問正解するのですが、今年のむらさきさんは
1回で全部正解できていて先生方もびっくりでした!
続いては化石ブース。
様々な動物や魚、昆虫の化石を見たり触ったり。
そして横にある機械の上に置くと、その化石になった
生物の情報が表示されるハイテク仕様。
子ども達も化石に触ったり、機械に乗っけてみたりと
ワイワイ楽しそう(・ω・)
続いては気象ブース。
毎年見ているだけで何故か目を奪われる「竜巻発生装置」。
日本で起こる竜巻は、強風などで地上で回転する風が起きた際に
上昇気流が重なると上へ上へと伸びる竜巻へと変わりますが
それを目の前で簡易的に起こしたものを見ることができるので
ぜひ一度ご覧いただければと思います(>ω<)
竜巻について学んだあとは、周りにある色々な展示物を
子ども達が自由に見て回ります。
化石を見たり顕微鏡で剥製を見てみたり、
昆虫がどこにいるか探してみたりとあっちへいったり
こっちへいったりと大盛り上がり。
少しの間自由行動した後、全員集合して身近にある宝石や
鉱石がどんなものに使われているのかをパネルを見ながら紹介。
ルビーは時計の部品や赤いレーザー光線に使われたり、
石英は光ファイバー(ネット回線)に使われている等
「様々なものに宝石や鉱石が使われているんだよ」と
学んだところで、そろそろプラネタリウムのお時間に。
トイレを済ませ、スタッフさんから説明を受けたあと
プラネタリウム内へ移動します。
コロナ対策の為に歩行場所を仕切るための青い線が
床に貼られていたのですが
まさかの線上歩行(モンテさん)をするとは( ゚д゚)!!
大人から見たら区切り線にしか見えないものを
モンテ活動のひとつに変えちゃう発想が素晴らしい。
そしてプラネタリウム内。
個別で写真を撮りたかったのですが、途中で上映時間の為
撮影は残念ながら中断(´・ω・`)
いろんな星座を見たり、解説のやじるし君で盛り上がったり
楽しい時間を過ごした後、記念撮影へ。
プラネタリウムが終わった後はお昼の時間。
今年はコロナ対策の為、例年は設置されていた
テーブルと椅子が撤去され、青い線ごとに窓の方へ向いて
レジャーシートで座って食べるという形に。
手をアルコールやタオルできちんと拭いてから
おいしいお弁当をいただきます!
あまりワイワイできない中ではありましたが、子ども達は
それぞれ楽しそうに食べていました(*´ω`*)
お昼が終わった後は音のブースへ。
周波数の高さによって筒状の中の砂がどのように動くか、
鉄板の上の砂はどういう形になるかがわかるブース。
「音は波状のもの」ということを目視で確認できる
面白さがあります。【音波】とはよく言ったものですね。
続いてはフェナキスコープのブース。
静止画に対し、縦に細いスリットが入った円盤を回すことで
隙間から見える静止画が、映画のように動いて見えることから
ゾートロープ、ギリシア語で「生命の輪、生きている輪」と
呼ばれているそうです(`・ω・´)
その後も色々なブースを回っていると、制作体験コーナーの
時間とのことで全員揃って化学実験室へ移動。
部屋に入った後は各テーブルに分かれて着席。
まずはスタッフさんによる説明から。
本日の実験は「磁石」。
N極とS極同士はくっつくけれど、同じ極同士は
反発しあってはじかれるという性質を生かした
動物がぴょんぴょん跳ねる工作を作ります。
磁石を張り付けた台紙の上に、同じく磁石を張り付けた
動物が描かれた紙を動かすことでくっつく⇒はじくを
繰り返してぴょんぴょん跳ねるように見える工作を、
説明を受けながら紙を折ったり、板状の磁石を
奇麗に張り付けたりと楽しみながらも工夫しつつ
全員楽しそうに作っていました。
工作が終わった後はそろそろ園へ戻る時間。
荷物を取り、お世話になったスタッフの皆様に
きちんと挨拶をしながら園へ向けて帰路につきました。
今年の科学館もコロナ対策のために団体がおらず
ほぼ貸し切り状態で自由に見て回ることができましたが、
やはり館内に人気がないのは寂しく感じてしまいますね。
早く落ち着いてくれることを願いつつ、今年も無事
科学館で色々学ぶことができたことに感謝です。
モンテッソーリ光の子 担当:高橋